もしあなたが、「私たちはそのことを知らなかった。」と言っても、人の心を評価する方は、それを見抜いておられないだろうか。あなたのたましいを守る方は、それを知らないだろうか。その方は、おのおの、人の行いに応じて報いないだろうか。(箴言24章12節)

1.詩篇139篇1節ー16節
2.エレミヤ書17章5節ー10節
3.エゼキエル書18章19節ー32節
4.ヨハネの福音書2章23節ー25節

このところ、自民党派閥の政治資金パーテイーを巡る裏金問題に関わった議員の方々が、安倍晋三氏が「あの仕組みはやめるべきだ」と言っていたのに安倍氏の死後、再開された経緯をどなたも「知らない」と弁明されていましたが、誰も知らないはずがない、という思いを多くの方は抱いていて政治不信がもたらされている現状がありますが、その背後に日本のリバイバルのために祈ってきたキリスト者の祈りに主が報いてくださり、今まで隠されていたことに光を当ててくださったのではないでしょうか。今日の聖句が「もしあなたが、『私たちはそのことを知らなかった。』と言っても、人の心を評価する方は、それを見抜いておられないだろうか。あなたのたましいを守る方は、それを知らないだろうか。その方は、おのおの、人の行いに応じて報いないだろうか。」と、神はすべての人の心のうちをご存知であるだけでなく、私たちのたましいを守ってくださる方であることを語っています。サムエルがエリアブを見て「確かに、主の前で油を注がれる者だ」と思いましたが、主は「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」と仰せられ、ダビデに油を注ぐように命じられたのですが、ダビデの生涯を見ると、彼は完璧な人ではなく、多くの過ちをしましたが、その度、悔い改めて主に立ち返ると、主はその罪を赦されただけでなく勝利を与えられたのでした。私たちのことを私たち以上によくご存知な主は私たちのたましいが滅びないように守ってくださっていることを、罪に定められないようにとりなしていてくださることを忘れずに、ヨハネが勧めているように、自分の心が責めても神の御前に」心を安らかに生きようではありませんか(ヨハネの手紙第一3章18節ー20節)。