もしも、枝の中のあるものが折られて、野生種のオリーブであるあなたがたがその枝に混じってつながれ、そしてオリーブの根の豊かな養分をともに受けているのだとしたら、あなたはその枝に対して誇ってはいけません。誇ったとしても、あなたが根をささえているのではなく、根があなたをささえているのです。(ローマ人への手紙11章17節ー18節)

1.ローマ人への手紙15章8節ー13節
2.エペソ人への手紙2章10節ー19節
3.コリント人への手紙第一3章10節ー11節
4. コロサイ人への手紙2章1節ー10節

パウロは「もしも、枝の中のあるものが折られて、野生種のオリーブであるあなたがたがその枝に混じってつながれ、そしてオリーブの根の豊かな養分をともに受けているのだとしたら、あなたはその枝に対して誇ってはいけません。」と、オリーブについて語っていますが、オリーブはホセア書14章5節ー6節などに見られるようにイスラエルを指しているために、異邦人の使徒ともされたパウロが「思い出してください。あなたがたは、以前は肉において異邦人でした。すなわち、肉において人の手による、いわゆる割礼を持つ人々からは、無割礼の人々と呼ばれる者であって、そのころのあなたがたは、キリストから離れ、イスラエルの国から除外され、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない人たちでした。(エペソ人への手紙2章11節ー12節)」と語っているように、イスラエルは栽培種であり、野生種のオリーブは異邦人を指すことになり、イエス様を信じることによって神の子とされる特権が与えられ(ヨハネの福音書1章12節)、神が選ばれた民イスラエルと同じように神の民、神の家族とされているのは恵みによるものであって、おごり高ぶってしまわないために、イスラエルに対する神のご計画があることを忘れないように(ローマ人への手紙11章25節ー29節)、イエス様がペテロの信仰がなくならないように祈られたように、信仰の創始者であり完成者であるイエス様に支えられていることを忘れずに生きようではありませんか。