私の祈りを聞いてください。主よ。私の叫びを耳に入れてください。私の涙に、黙っていないでください。私はあなたとともにいる旅人で、私のすべての先祖たちのように、寄留の者なのです。(詩篇39篇12節)

1.伝道者の書12章1節ー7節
2.ピリピ人への手紙3章17節ー21節
3.ヘブル人への手紙11章8節ー16節
4.ペテロの手紙第一2章4節ー11節

イエス様はご自身がどれほどの苦しみを受けるかを、十字架で殺されることも、三日目に死からよみがえられることだけでなく(マタイの福音書16章21節)、昇天されることをご存知で(ヨハネの福音書3章14節)、ご自身を一粒の麦にたとえられてから「今わたしの心は騒いでいる、何と言おうか。『父よ。この時からお救いください』と言おうか。いや、このためにこそ、わたしはこの時に至ったのです。父よ。御名の栄光を現してください。(ヨハネの福音書12章23節ー24節及び27節ー28節)」と祈ると、天から「わたしはすでに栄光を現したし、またもう一度栄光を現そう。」という応答があったのでした。イエス様は信じていると告白た弟子たちに「それぞれ自分の家に帰り、わたしひとり残す時が来ます。」と、イエス様にあって平安をもつように話されてから「世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです」と励まされたのでした(ヨハネの福音書16章31節ー33節)。今日の聖句が「私の祈りを聞いてください。主よ。私の叫びを耳に入れてください。私の涙に、黙っていないでください。私はあなたとともにいる旅人で、私のすべての先祖たちのように、寄留の者なのです。」と語っているように、主の助けを叫び求めるような時や涙するようなことがありますが、主は私たちの祈りに応答してくださる方であることを、私たちの国籍は天にあり、この世にあっては寄留者であり、やがてイエス様同様この世を去ってまことの故郷である天に凱旋して栄光の姿に変えられ永遠に主とともに生き続ける将来があることを心に据えてヘブル人への手紙12章2節ー3節が「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。あなたがたは罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それは、あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。」と勧めているように天に座しておられ私たちのためにとりなしていてくださるイエス様は聖霊なる神として内住しておられるがゆえに、いつもともにいてくださることを忘れないようにしようではありませんか。