イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」(ヨハネの福音書20章29節)

1.イザヤ書55章6節ー11節
2.ルカの福音書1章26節ー45節
3.ヘブル人への手紙11章1節ー6節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節

イエス様は弟子たちにご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを告げておられたのにもかかわらず、死からよみがえられたイエス様がユダヤ人を恐れていた弟子たちにご自身を現された時、トマスだけがその場に居合わせなかったので、ほかの弟子たちが「私たちは主を見た」と言っても、彼は弟子たちの証言を信じないで、「私は、その手に釘の跡を見、私の指を、釘のところに差し入れ、また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません。」と言ったので、八日後、イエス様は再び弟子たちにご自身を現わされ、トマスに「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで信じる者になりなさい。」と仰せられたので、トマスは「私の主。私の神。」と申し上げると、イエス様は「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」と言われたのでした。「主よ。私のしもべが中風で、家に寝ていて、ひどく苦しんでいます。」申し上げた百人隊長に、イエス様が「行って、直してあげよう。」と言われると、彼が「主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただおことばを下さい。そうすれば、私のしもべは直ります。」と申し上げたので、イエス様は彼の信仰を喜ばれたのでした(マタイの福音書8章5節ー13節)。イエス様は昇天されたので、神もイエス様も聖霊も見ることができませんが、聖書は神のことばであり、神が、イエス様が、聖霊様がどのような方であり、どのようなお働きをされるかをはっきりと示してくださっています。百人隊長のように主のことばは必ず成就するという信仰をもって生きるようにしようではありませんか。