私たちの神は、天におられ、その望むところをことごとく行われる。(詩篇115篇3節)

1.歴代誌第一29章10節ー13節
2.イザヤ書55章6節ー11節
3.ダニエル書4章4節ー37節
4.ヨハネの福音書3章16節ー17節

弟子のひとりから「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。(ルカの福音書11章1節)」と申し上げたのでイエス様は異邦人のように同じことばを、ただくり返して祈らないように、祈る時の留意すべき点を語られてから、「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように」とまず、祈るように教えてくださったのでした。興味深いことに、今日の聖句「私たちの神は、天におられ、その望むむところをことごとく行われる。」の前句に「私たちにではなく、主よ、私たちにではなく、あなたの恵みとまことのために、栄光を、ただあなたの御名にのみ帰してください。」とあり、イエス様が教えてくださった祈りに通じるところがあるのではないでしょうか。キリスト者となったパウロは「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。(ても手への手紙第一2章4節ー6節)」と、神と神の望みを、神の望むところをイエス様が成し遂げられたことを知る者となられたのでした。私たちの神は天におられますが、その望むところをことごとく行うために御子イエス様を人としてお遣わしになられたように、キリスト者もイエス様によってこの世の遣わされていることを自覚し、すべての人(テモテへの手紙第一2章1 節)がこの世の神々ではなく、真の神を、イエス様を求めるように祈ろうではありませんか。