主の前ではどんな知恵も英知もはかりごとも役に立たない。(箴言21章30節)

1.伝道者の書12章13節ー14節
2.コリント人への手紙第一1章18節ー31節
3.コリント人への手紙第一2章1節ー8節
4.エペソ人への手紙2章1節ー9節

この世において人は自分の知恵や知識を誇ったり、自分の強さを誇ったり、自分の富を誇ったり、自分の美しさや名誉、業績などさまざまなことを誇りますが、エレミヤ書9章23節ー24節に、主はこう仰られる。「知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわ者は自分の強さを誇るな。富むものは自分の富を誇るな。誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行う者であり、わたしがこれを喜ぶからだ。ー主の御告げー」と、この世の人が誇っているものよりも最も大切なものは主を知ることであり、主を知って生きることが神に喜ばれる生き方であることを語っています。キリスト者となったパウロは「もし、ほかの人が人間的なものに頼むことがあるなら、私はそれ以上です。私は八日目の割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれの者です。きっすいのヘブル人で、律法についてはパリサイ人、その熱心は教会を迫害したほどで、律法による義についてならば非難されるところのない者です。」と語ってから、今日の聖句が「主の前ではどんな知恵も英知もはかりごとも役に立たない。」と語っているように、キリスト・イエスを知ったことによってキリストを信じる信仰によって与えられる神の義を知る者となられ、この世の誇りは色あせるものとなったのでした。主がどのような方であるのかを忘れずに、何よりも主がどのような方であるのかを知ることを喜んで生きるようにしようではありませんか。