兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。(ガラテヤ人への手紙5章13節)

1.ルカの福音書4章16節ー21節
2.ヨハネの福音書8章31節ー36節
3.ヨハネの福音書14章1節ー6節
4.ローマ人への手紙6章17節ー23節

中国やロシア、北朝鮮など独裁者が支配する国々においては言論の自由が奪われるだけでなく、時には命を狙われてしまうような状況が見られもので、香港警察から指名手配された民主活動家である周庭さんのように、命の危険を感じる人々は自由を求めて他国に亡命するような状況がありますが、ローマ人への手紙6章23節が「罪のから来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と語っているように、人の力では得ることができない罪や死、恐れなどからの自由はイエス・キリストによってもたらされることを語っています。イエス様はまず「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」と仰せられてから、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとにと来ることはありません。」と仰せられただけでなく(ヨハネの福音書14章1節及び6節)、十字架の死をもって神の愛を示され、死に勝利するいのちがあることを復活をもって証明されたのでした。パウロが「兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。」と勧めているように肉の働きからも自由に生きるために、どのようにして自由が与えられたのかを、イエス様が「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。(ヨハネの福音書15章12節)」と仰せられただけでなく奴隷の仕事であった足を洗うという行為をもって弟子たちの足を洗ってから同じようにするように仰せられた(ヨハネの福音書13章12節ー15節)ことを思い起こし主が喜ばれるように生きようではありませんか。