あなたを慕い求める人がみな、あなたにあって楽しみ、喜びますように。あなたの救いを愛する人たちが、「主をあがめよう」と、いつも言いますように。(詩篇40篇16節)

1.詩篇70篇1節ー5節
2.イザヤ書12章1節ー6節
3. ローマ人への手紙15章8節ー13節
4.コロサイ人への手紙3章2節ー16節(口語訳)

神から知恵の心と判断する心を与えられたソロモンは「私は心の中で言った。『さあ、快楽を味わってみるがよい。』しかし、これもなんとむなしいことか。笑いか。ばからしいことだ。快楽か。それがいったい何になろう」と語ると共に「私は心の中で、私の心は知恵によって導かれているが、からだはぶどう酒で元気づけようと考えた。人の子が短い一生の間、天の下でする事について、何が良いかを見るまでは、愚かさを身につけていようと考えた。(伝道者の書2章3節)」と、「愚かさ」すなわち、創造者なる神を考慮しない世の人々の観点から「天の下」、すなわちこの世で人々が経験する全ての分野を探索した結果、「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。」と、すべての人に臨む死を思うと、この世が与えることのできる笑いや楽しみ、喜びは空いものである事を結論づけられるとともに「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」と勧めてから「神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。(伝道者の書12章13節ー14節)」と、その理由を語っていますが、イエス様を信じた者は死後、神に裁かれることも、罪や過ちを咎められることなく称賛が届くのです(コリント人への手紙第一4章5節)。今日の聖句が「あなたを慕い求める人がみな、あなたにあって楽しみ、喜びますように。あなたの救いを愛する人たちが、『主をあがめよう』と、いつも言いますように。」と勧めているように罪や死、神のさばきから救われていることを喜び、思い煩ったり、苦悩するような時、問題から目をはなし、慰めや励ましを与え、すべての事を益としてくださる主をあがめるように互いに励ましあおうではありませんか。