わたしを呼べ。そうすれば、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。(エレミヤ書33章3節)

1.歴代誌第二20章1節ー25節
2.ダニエル書2章1節ー47節
3.ローマ人への手紙11章25節ー12章1節
4.ピリピ人への手紙4章6節ー7節

サウルから殺されそうになったダビデはサウルを恐れ、神を信頼するよりも自分の考えでイスラエルの敵であるペリシテ人の陣地に逃げ込みツイケラグに住んでいたのですが、ダビデや部下たちが留守をしている間にアマレク人がツイケラグを攻撃して町を火で焼き払い、女性たちも子どももおとなも連れ去ったので、部下たちから石で打ち殺されそうになった時、ダビデは主に「あの略奪隊を追うべきでしょうか。追いつけるでしょうか。」と尋ねると、主が「追え。必ず追いつくことができる。必ず救い出すことができる。」と約束されたのでした。襲ったのか誰なのか知りませんでしたが、信じて出かけると病気になったために置き去りにされたアマレク人の奴隷に会い、彼がアマレク人のところに案内したので、主が約束されたようにすべてを取り返しただけでなく、アマレク人がツイケラグ襲った前にペリシテ人の地やユダの地から分捕った物までも得たのでした(サムエル記第一30章1節ー20節)。今日の聖句「わたしを呼べ。そうすれば、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。」は監視の庭に閉じ込められていたエレミヤに語られた主からの約束のことばであり、罪を犯したイスラエルの民の咎を赦され、ユダとイスラエルの民に対する繁栄を元通りにされること、ダビデに約束されたことを成就されることを告げたのですが、その約束はイエス様によって成就されました。イエス様は「助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がせてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネの福音書14章26節―27節)」と仰せられました。御霊が与えられていることを感謝するとともに、すべてのことをご存知なだけでなく、どんなことも益としてくださる主に祈り、主に拠り頼み、恐れや思い煩いの代わりに主の平安をいただこうではありませんか。