あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか、その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。(ヤコブの手紙5章13節)

1.箴言3章3節ー6節
2. 伝道者の書3章1節ー11節
3.伝道者の書7章13節-14節
4.ヘブル人への手紙12章2節ー3節

昨日は雪が降っただけでなく、何度も雷がなりましたが、予報では週末からはまた暖かくなるとのことです。天候だけを見ても四季折々にさまざまな変化が見られるのと同じように、ソロモンは「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。」と語ってから「植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。」など、また「順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。これもあれも神のなさること。それは後の事を人にわからせないためである。(伝道者の書7章14節)」と、人が一生の間に経験する様々な出来事の両極端を語るとともに、すべての主権が神にあることを教えています。主は人が欲に支配されたり、高慢になって神を考慮しないような状態に陥った時には主に立ち返って生きるように逆境の日を備えられますが、人には喜びが必要である事をもご存知で、順境の日も備えてくださりバランスのとれた人生を与えてくださっているのではないでしょうか。ですから、今日の聖句は「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか、その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。」と、どんな時にも主との関係をなおざりにしないように勧めているのではないでしょうか。箴言3章4節は「恵みとまことを捨ててはならない。それをあなたの首に結び、あなたの心の板に書き知るせ。」と、ヘブル人への手紙12章2節ー3節には、私たちの心が元気を失い、疲れ果ててしないために信仰の創始者であり完成者であり、十字架を忍ばれたイエス様から目を離さないように勧めています。喜んでいる時、主を忘れて有頂天になって高ぶらないように、苦しんでいる時には、どんな事も益としてしてくださる恵みとまことに満ちておられるイエス様にことを忘れないで心のうちを正直に主に申し上げて主から励ましと力をいただこうではありませんか。