幸いなことよ。主に信頼し、高ぶる者や、偽りに陥る者たちのほうに向かなかった、その人は。(詩篇40篇4節)

1.詩篇1篇1節ー6節
2. 詩篇37篇1節ー6節
3.マタイの福音書5章1節ー12節
4.コリント人への手紙第二12章1節ー10節

今日の聖句は「幸いなことよ。主に信頼し、高ぶる者や、偽りに陥る者たちのほうに向かなかった、その人は。」と幸いなことは、環境や状況に関することではなく、神との関係によってもたらされることを語っています。ところで、イザヤ書14章12節ー14節に「暁の子、明けの明星よ。どうしてあなたは天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ。どうしてあなたは地に切り倒されたのか。あなたは心の中で言った。『私は天に上ろう。神の星々のはるか上に私の王座を上げ、北の果てにある会合の山にすわろう。密雲の頂に上り、いと高き方のようになろう。』」と、元は明けの明星(ルシファー)、すなわち琴をもって(イザヤ書14章11節)神をほめたたえる御使いであったにもかかわらず、被造物の身でありながら神のようになろうと高ぶったために地に落とされた悪魔とも呼ばれるサタンについて語っています。イエス様は興味深いことに主のことばに耳を傾けない人々や悪魔について「あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら、彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。」と語る一方「しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません。(ヨハネの福音書8章44節ー45節)」と話されました。ヨハネは悪魔は世全体を支配していることを語っています。ですからパウロ(ローマ人への手紙12章2節)もヤコブ(ヤコブの手紙4章4節)もヨハネ(ヨハネの手紙第一2章15節ー17節)も世と調子を合わせたり、世と世にあるものを愛さないように勧めています。この世に生きている限り、この世のもの、お金は必要ですが、神の国とその義をまず第一に求めて生きるなら必要なものは与えられることを約束された(マタイの福音書6章27節ー33節)主を信頼し、心がこの世に向かないように心がけようではありませんか。