結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。(伝道者の書12章13節ー14節)

1.詩篇139篇1節ー12節
2.マタイの福音書25章31節ー46節
3.ヨハネの福音書5章24節ー29節
4.コリント人への手紙第二5章7節ー11節

偽名を使っていた桐島聡さんが「自分は桐島聡です。」と告白され、病院で亡くなられたという報道があり、50年の逃亡生活が終わったことをも意味することになりましたが、国内におられた事も驚きでもありましたし、逃亡生活の日々はどのようなものであったかを思わされました。日々人を恐れ、平安のない日々であったのではないかと思います。ダビデは「多くの者は言っています。『だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか。』主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。あなたは私の心に喜びを下さいました。それは穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。(詩篇4篇6節ー7節)」と、ダビデの息子ソロモンもこの世のさまざまな分野を究極まで探査した結果「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」と神を考慮して生きるべきことを勧めているのは、「神は善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。」とその理由を語っています。ダビデは「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。・・私の思いを遠くから読み取られます。ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ。あなたはそれをこと如く知っておられます。(詩篇139篇1節ー4節)」と、主は人が見ることができない心の中を見ておられるだけでなく、書き留めておられるのですが、イエス様を信じたなら全生涯の罪は十字架で処理されているので、やみの中に隠れた事も、心の中のはかりごとも明らかにされてしまいますが、驚くべきことに称賛が届くのです(コリント人への手紙第一4章5節)。この世の動向に心を騒がせることなくすべてをご存知な主と主の栄光を誉めたたえようではありませんか。