だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ。すべてが新しくなりました。(コリント人への手紙第二5章17節)

1.イザヤ書43章1節ー7節
2.コリント人への手紙第二3章17節ー18節
3.コリント人への手紙第二4章13節ー18節
4.エペソ人への手紙2章1節ー10節 

今日は「新年、あけましておめでとうございます。」という言葉で一日が、新しい年が始まったことに多くの人が喜んでおられるように、「新しい」という言葉には喜びや期待感があるのではないでしょうか。しかし、ソロモンが「日の下」、すなわち神を考慮しないこの世を見て「昔あったものは、これからもあり、昔起こったことは、これからも起こる。日の下には新しいものは一つもない(伝道者の書1章9節)」と語っているように、その喜びや期待感は日を追うごとに薄れ、これからどうなるのだろうか、という不安や恐れに変わってしまうのではないでしょうか。しかし、パウロは「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ。すべてが新しくなりました。」と、過去の自分やキリスト者になる前の生き方から解放されていることを語るとともに「たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。(コリント人への手紙第二4章16節)」と、イエス様を信じることによって全く新しくされただけでなく、この世の人々のように新しさが薄れてしまうような人生ではなく、日々新たにされることを語っています。この世にあって苦悩するようなことがあっても、後悔するようなことがあっても、私たちの神は全てのことを働かせて益としてくださる方であることを(ローマ人への手紙8章28節)、神のご計画があることを、キリストにある者とされていることを忘れずに生きるようにしようではありませんか。