私は身を横たえて、眠る。私はまた目をさます。主がささえてくださるから。(詩篇3篇5節)
1.詩篇4篇6節―8節
2.ヨハネの福音書14章26節―27節
3.ピリピ人への手紙4章4節―7節
4.テサロニケへの手紙第一5章9節−10節
人の心は弱いもので、ちょっとしたことによって元気だったはずの心が一瞬のうちにパニック状態になったり、否定的な思いが起こると想像力を働かせて恐れや思い煩いを大きくしてしまい、なかなか寝付けなかったり、安眠できないような状態になってしまうようなことがあるのではないでしょうか。私は60歳になった時、就寝する時、ふと、明日の朝、私はいつものように目が覚めるのかな、と思ったことがありました。その時、目が覚めることも、覚めないことも、どちらにしてもそれは主の御手の中にあることという思いが与えられ、いつの間にか眠っていて気がついたときには朝になっていました。そのようなことが何日か続きましたが、それ以後はそのような思いはなく過ごしています。突然ロシアがウクライナに侵攻したり、ハマスがイスラエルを襲撃したり、日本の各地で突然強盗が入るような報道を見ると、いつ何が起こるかわからないような時代になった今、今日の聖句が「私は身を横たえて、眠る。私はまた目をさます。主がささえてくださるから。」と語っているように、不眠症で悩んでおられる方、死への恐れや思い煩いに悩まされている方々が、この世が与えることのできない平安を与え、日々ささてくださる主を知ることができるように祈ろうではありませんか。