あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。(詩篇55篇22節)

1.詩篇62篇5節ー8節
2.マタイの福音書11章28節ー30節
3.ピリピ人への手紙4章4節ー7節
4.ペテロの手紙第一5章7節ー11節

今日の聖句は「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。」と、詩篇34篇19節は「正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。」と、正しい者、すなわちイエス様を信じることによって正しい者とされているキリスト者は一般の人が何とも思わないようなことでも悩むこと、悩まされることがあることを語っているだけでなく、そのような状態から主は救うだけでなく、ペテロの手紙第一5章10節が「あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。」と語っているように、ゆるがされない者にしてくださることを語ってますが、その一方で、箴言15章15節は「悩む者には毎日が不吉な日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。」と語っています。悩みを主に持っていかない限り解決を得ることができず、希望を持つことができませんが、「楽しみ」は「良い」と訳すことのできるヘブル語です。良い方はひとりしかおられませんから「心に楽しみのある人」とは心にイエス様を持っているキリスト者のことを語っています。ネヘミヤが悲しんでいた民に「主を喜ぶことはあなたがたの力です。(ネヘミヤ記8章10節)」と、語っているように「毎日が宴会」とは、主を喜ぶことではないでしょうか。すべてのことを益としてくださるだけでなく、日々私たちのことを心にかけてくださり、とりなしていてくださるイエス様に(ローマ人への手紙8章34節)、心を重くするようなできごとや悩みを正直に主に申し上げ、人智を超えた力と知恵に満ちておられる主に重荷をゆだね、心配してくださっている主が解決を与えてくださることを感謝して祈ろうではありませんか(ピリピ人への手紙4章4節ー7節)。