義を知る者、心にわたしのおしえを持つ民よ。わたしに聞け。人のそしりを恐れるな。彼らのののしりにくじけるな。(イザヤ書51章7節)
1.伝道者の書7章21節ー22節
2.コリント人への手紙第二6章1節ー10節
3.エペソ人への手紙4章17節ー24節
4.ペテロの手紙第一2章19節ー25節
今日の聖句「義を知る者、心にわたしのおしえを持つ民よ。わたしに聞け。人のそしりを恐れるな。彼らのののしりにくじけるな。」は、義を知る、すなわち自分の義ではなく神の義を、さらに考えるなら神の義を現わされたイエス様を知っている者、心にみことばを蓄えている人々に対して、人のことばによって恐れたり、くじけたりしないように、「わたしに聞け」、すなわち神のことばであるみことばに生きるように勧めています。パウロは「パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会った場合の彼は弱々しく、その話ぶりは、なっていない(コリント人への手紙第二10章10節)」と言われたりしましたが、「私にとっては、あなたがたによる判定、あるいは、およそ人間による判決を受けることは、非常に小さなことです。事実、私は自分で自分をさばくことさえしません。私にはやましいことは少しもありませんが、だからといって、それで無罪とされるのではありません。私をさばく方は主です。ですから、あなたがたは、主が来られるまでは、何についても、先走ったさばきをしてはいけません。主は、やみの中に隠れたことも明るみに出し、心の中のはかりごとも明らかにされます。」と、人や自分の評価よりもすべてのことをご存じな主が正しい評価を下されることを語るとともに「そのとき、神から各人に対する賞賛が届くのです。」と、キリスト者に対する驚くべき神の評価を語っています。パウロは「神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。」と語ってからどんなものをもってしてもキリスト・イエスにある神の愛からキリスト者は引き離されることはない、という確信をもっておられたので、好評を博しても、悪口を言われても、どんな状況下にあってもキリストに生きられたのでした。今日の聖句を心に据えて人の評価よりも主がどのような方であるのかを忘れず、いのちのみことばをしっかり握って生きようではありませんか。