結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は善であれ、悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。(伝道者の書12章13節ー14節)
1.詩篇139篇1節ー16節
2.ローマ人への手紙8章27節ー39節
3.コリント人への手紙第一4章4節ー5節
4.コリント人への手紙第二5章7節ー11節
神である主が「あなたに何を与えようか。願え。」とソロモンに尋ねると、ソロモンは自分のために長寿や富、敵のいのちを求めなかったので、主は彼に正しい訴えを聞き分けるための知恵の心と判断する心を与えたのでした。ソロモンは主から与えられた知恵や判断力をもって、この世のあらゆる分野を探索した結果、「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」と語ってから「神は善であれ、悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。」とその理由を語っています。人はとかく人間関係やこの世のことにのみ心を奪われ、行いだけでなくその動機や心の中で何を考えているのかすべてご存知な神を(詩編139篇1節ー4節)を考慮しないで生活しているのではないでしょうか。エレミヤ書9章23節ー24節に、人はさまざまなことを誇りますが、主を知っていることこそ誇るべきことであることを語っています。なぜなら人は死後この世で行った行為に応じて報いを受けるからですが、そのさばきをされる方はキリストなので、イエス様を信じたことによってキリスト者の全生涯の罪は取り除かれているので、コリント人への手紙第一4章3節は「主は、やみの中に隠された事も明るみに出し、心の中のはかりごとも明らかにされます。そのとき、神から各人に対する称賛が届くのです。」と、驚くべき恵みを語っています。ソロモンが勧めているように、神がどんな偉大な方であるのかを忘れず、恵みのみことばに生きるようにしようではありませんか。