あなたの恵みが私の目の前にあり、私はあなたの真理のうちを歩み続けました。(詩篇26篇3節)

1.詩篇16篇7節ー9節
2.ヨハネの福音書1章16節ー18節
3. エペソ人への手紙2章1節ー9節
4.ヘブル人への手紙4章12節ー16節

ヤコブの手紙3章2節が「私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗しない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる人です。」と、語っているように、完全な人はいないので、すべての人はこの世を去るまでの間、行いにおいても、ことばにしても、さまざまな失敗を繰り返し、罪や誤ちを積み上げながら生活しているために、過去のことにこだわってしまうと、前進できなくなってしまうのではないでしょうか。ダビデは「あなたの恵みが私の目の前にあり、私はあなたの真理のうちを歩み続けました。」と、過去に生きるのではなく、主の恵みをいつも目の前に置いて、真理のうちに生きたことを語っています。イエス様は十字架につけられながらも「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。(ルカの福音書23章34節)」と、ご自身を十字架にかけている人々のために、イエス様のことをののしったり、悪口を言う人々に対して、とりなして祈られたように、主の恵みは「赦し」です。イエス様は「わたしは道であり、真理であり、いのちです。(ヨハネの福音書14章6節)」と仰られました。ですから、恵み、すなわち赦されていることを忘れずに、真理のうちを歩む、すなわちパウロがパウロは悪口を言われたりしましたが「互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。(コロサイ人への手紙3章13節)」と勧めているように、イエス様が生きられたように生きようではありませんか。