主はそのしもべのたましいを贖い出される。主に身を避ける者は、だれも罪に定められることはない。(詩篇34篇22節)
1.ヨハネの福音書3章16節ー20節
2.ヨハネの福音書8章1節ー11節
3.ローマ人への手紙8章 28節ー34節
4.ヤコブの手紙4章10節ー12節
パウロはコリントの教会の聖徒たちに「私にとっては、あなたがたによる判定、あるいは、およそ人間による判決を受けることは、非常に小さなことです。事実、私は自分で自分をさばくことさえしません。私にはやましいことは少しもありませんが、だからといって、それで無罪とされるのではありません。私をさばく方は主です。ですから、あなたがたは、主が来られるまでは、何についても、先走ったさばきを してはいけません。私をさばく方は主です。(コリント人への手紙第一4章3節ー5節)」と語っていますが、その内容をみると、彼がコリントのキリスト者から批判されている状況があることを知ることができますし、彼自身、善をしたいという願いがいつもあるのに、それができないのは罪(口語訳:罪の力)があることを認めて自分に失望し、自分がいかにみじめな者であるのかを思い知り苦悩しましたが、そのような状態から救われる道は主イエス・キリストにあることを見出したのでした(ローマ人への手紙7章15節ー8章3節)。十字架にかけられた時に「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。(ルカの福音書23章34節)」と、とりなされただけでなく、死からよみがえられたイエス様はキリスト者が罪に定められないようにとりなして祈っていてくださっているのです。今日の聖句「主はそのしもべのたましいを贖い出される。主に身を避ける者は、だれも罪に定められることはない。」を心に据えて、どんな時にも共にいてくださり、どんなことも益としてくださる主に拠り頼んで生きるようにしようではありませんか。