目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。(コロサイ人への手紙4章2節)

1.ローマ人への手紙13章11節ー14節
2.エペソ人への手紙6章18節ー20節
3.ピリピ人への手紙4章6節ー7節
4.ペテロの手紙第一4章7節ー11節

パウロは「目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい」と、また「あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめる時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙13 章11節)」と、語っているように、キリスト者が霊的な事に対して目を覚ますように促しています。パウロが「兄弟たち。私に見ならう者になってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。(ピリピ人への手紙3章17節ー20節)」と語っているように、全てのキリスト者は滅びる者ではなく天国で永遠に生き続けることができる永遠のいのちが与えられていること、永遠の栄光の中に招き入れられていること(ペテロの手紙第一5章10節)を感謝するだけでなく、祈りや願いをささげる時にも「何も思いわずらわないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」とパウロは勧めていますが、その理由を「そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」と語っています(ピリピ人への手紙4章6節ー7節)。心と思いが守られるために感謝をもってたゆみなく祈り、どんな時にも神との関係をおろそかにしないようにしようではありませんか。