キリストは、世の始まる前から知られていましたが、この終わりの時に、あなたがたのために、現れてくださいました。あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせてくださった神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。(ペテロの手紙第一1章20節ー21節)
1.ヨハネの福音書1章1節ー18節
2.使徒の働き3章1節ー19節
3.ローマ人への手紙8章18節ー39節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー13節
ヨハネは御子イエス様のことをことばと表現するとともに御子によって天地万物が創造されたこと、人との関わりについて語ってから(ヨハネの福音書1章1節ー17節)「いまだかつて神を見たものはいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。(ヨハネの福音書1章18節)」と、神を知る唯一の道はキリストを知ることにあることを語っています。福音書の記事に、イエス様は長血を患っていた女性(マルコの福音書5章25節ー34節)や盲人に対して(ルカの福音書18章35節ー42節)「あなたの信仰があなたを直したのです」と仰せられましたが、そのような信仰はイエス様のことを耳にして癒されるのではないかという希望と信仰が生まれたことによるもののでした。ペテロは三度イエス様を知らないと言って三度目に「ペテロ。あなたに言いますが、きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」と言われたイエス様のことばを思い出して激しく泣いて挫折しましたが、「キリストは、世の始まる前から知られていましたが、この終わりの時に、あなたがたのために、現れてくださいました。あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせてくださった神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。」と語っているように、死からよみがえられたイエス様にお会いすることによって生ける希望を持っただけけでなく(ペテロの手紙第一1章3節)、聖霊に満たされたことによってキリストの証人として大胆にイエス様のことを証しされたのでペンテコステの日3000人が救われ教会が誕生し、教会時代が幕あけしたのでした。今日の聖句を心に据えて、宗教家(自分が主体)ではなく信仰を完成させてくださるイエス様のことを忘れずに、主を信頼する信仰者として歩ませていただこうではありませんか。