恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。(イザヤ書41章10節)
1.ヨシュア記1章1節ー9節
2.詩篇23篇1節ー6節
3.ヨハネの福音書14章16節ー18節
4.ローマ人への手紙8章13節ー39節
エバとアダムは神が禁じた善悪の知識の木から取って食べて罪を犯したことによって、神が教えられなかった世界に目が開かれ、自分たちが裸であることを知りましたが、主の声を聞くと恐れて園の木の間に身を隠したのでした。それ以来、人は恐れたり、思い煩ったり、たじろぐような弱さを抱えて生きる者となってしまいましたが、ヨハネの手紙第一4章18節が「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを閉め出します。なぜなら、恐れには刑罰が伴っているからです。」と語っているように、十字架で示された神の愛は、私たちを恐れから解放する力があるのです。神はイスラエルの民に「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」と、約束し、励ましてくださっていますが、それはキリスト者にも適用されるものとなりました。主はモーセに「わたしが自身があなたといっしょに行って休ませよう(出エジプト記33章14節)」と、ヨシュアには「わたしは、モーセと共にいたように、あなたとともにいよう。」と仰せられてから、「強くあれ。雄々しくあれ。恐れるな。」と励まされました。イエス様はいつまでもともにいてくださる助け主である御霊を与えてくださることを約束され、ペンテコステの日に約束が成就し、イエス様を信じる全ての者に御霊が与えられことになったのでした。どんな時にも、どんな状況下にあっても私たちを強め、助け、守ってくださる主がおられることを忘れずに生きようではありませんか。