信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づ者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。(ヘブル人への手紙11章6節)
1.伝道者の書3章1節ー11節
2.使徒の働き12章1節ー16節
3. ルカの福音書18章1節ー8節
4.ヘブル人への手紙5章7節ー10節
今日の聖句の「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。」ということばは多くのキリスト者が知っていることばですが、その後に「神に近づ者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。」と、信仰に欠くことのできない要素が語られています。イエス様が御降誕された時のヘロデの孫のヘロデ王はヤコブを剣で殺すと、それがユダ人の気に入ったのを見て、ペテロを捕らえて牢に入れたので、教会はペテロのために神に熱心に祈り続けたので、主は御使を遣わしてペテロを助け出されたので、ペテロはみんなが祈っていたマリヤの家に行って戸をたたくとロタという女中が応対されペテロの声だとわかると喜びのあまり門を開けもしないで、奥へ駆け込み、ペテロが門の外に立っていることをみんなに知らせたのですが、彼らが「あなたは気が狂っているのだ」と、いったので、彼女はほんとうだと言い張ると、「それは彼の御使だ」と言っていたのですが、ペテロがたたき続けたので、彼らが門をあけると、そこにペテロがいたので、ロタのように大喜びするよりも非常に驚いたので、ペテロは主がどのように牢から救い出してくださったのかを証しされたのでした(使徒の働き12章1節ー17節)。「神に近づく」、すなわち祈る時、神がどのような方であり、どのようなかたちでお答えになるのか、それがいつなのかは分かりませんが、必ず祈りに答えてくださる方であることを「信じなければならないのです。」と勧めているように、主を信じて祈るようにしようではありませんか。