あなたがたは、今がどのような時かを知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめる時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙13章11節)

1.マルコの福音書13章33節ー35節
2.コリント人への手紙第一15章51節ー58節
3.テモテへの手紙第一2章1節ー6節
4.テサロニケへの手紙第一4章16節ー5章11節

人は一日24時間という時間の制限の中に生きていますが、神は偏在の方であり、時間制約を受けるお方ではありませんが、ソロモンが「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。伝道者の書3章11節)」と神の時があることを語っています。イエス様は十二弟子をそばに呼んで「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。人の子について預言者たちが書いているすべてのことが実現されるのです。人の子は異邦人に引き渡され、そして彼らにあざけられ、つばきをかけられます。彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」と、旧約聖書の預言を成就されることを話されたのですが、弟子たちは、何一つわからず、理解できなかったですが、イエス様が死からよみがえられたとき、主が言われたことがわかったのでした(ルカの福音書18章31節ー34節 ヨハネの福音書2章22節)。キリスト者となったパウロは「あなたがたは、今がどのような時かを知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめる時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。」と、今の時がどのような時なのかを考えて行動すべきであることを語っています。イエス様は世の終わりについてだけでなく、再臨や最後の審判についても語られました(マタイの福音書24章ー25章)。イエス様が再臨されるときは、罪人を救うためではなく悪を滅ぼすために来られるのです。今は恵みの時、救いの時であることを、主の再臨が近いことを心に据え、目を覚まして、宣教の働きが祝され多くの人が救われるように祈ろうではありませんか。