私の福音の言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章8節)

1.イザヤ書8章19節ー9章6節
2.ローマ人への手紙8章28節ー39節
3.コリント人への手紙第一15章3節ー10節
4.ヤコブの手紙5章6節ー13節

人は、自分の考えや自分の意志、感情に支配されているがゆえに、状況が変化すると人間関係にも変化が生じるのではないでしょうか。事が、自分の思い通りに運ぶと喜んだり楽しんだりしますが、そうでないと怒ったり、悲しんだり、心の安定を欠いた歩みをしてしまうのではないでしょうか。イエス様は弟子たちに「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネの福音書14章27節)」と、心を騒がせるような、恐れるような事が起こることを預言されただけでなく、「わたしがこれらのことを話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝っているからです。(ヨハネの福音書16章33節)」と勝利者であるイエス様のことを忘れないように、励まされました。箴言3章6節は「あなたの行く所どおにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」と勧めていますが、「まっすぐ」というのは「平にする」という意味をも持つヘブル語です。パウロの「私の福音の言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい」という助言に従って、ダビデに約束された主とみことばの真実さを(サムエル記第二7章12節ー16節)、どんなときにもイエス様がどのような方であるのかを思い起こし、主からの平安を得て生きようではありませんか。