あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。(詩篇139篇3節)
1.詩篇4篇3節ー8節
2.詩篇142篇1節ー3節
3.ルカの福音書22章31節ー34節
4.ユダの手紙24節ー25節
主は「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいないのだが。」とサタンに告げるとサタンは主が祝福しているからであって、 「あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」と言ったので、主は「彼(ヨブ)の身に手を伸ばしてはならない。」「彼(ヨブ)のいのちに触れるな。」と仰られましたが、サタンがヨブを試みることを許されたので、人災や自然災害をもってヨブの子どもたちをはじめ家畜や使用人を滅ぼし、ヨブを悪性の腫物で悩ませたのですが、ヨブは主をのろうことをしなかったのでサタンは敗北したのでした(ヨブ記1章及び2章)。主はヨブのことをよくご存知でサタンの試みを許されたのでした。信じられないほどの迫害に会っただけでなく同じキリスト者からもさげすまれるようなことを経験したパウロは「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。(コリント人への手紙第一10章13節)」と語っています。ペテロがイエス様を三度知らないということを事前にご存知であったイエス様は彼の信仰がなくならないように祈られたのでした。今日の聖句「あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。」を心に据えて、心が萎えてしまっているような時、私たちの道をご存知な(詩篇142篇3節)、私たち自身以上に私たちをよくご存知な主がおられることを忘れずに、主を信頼して生きようではありませんか。
