自分の心にたよる者は愚かな者、知恵をもって歩む者は救われる。(箴言28章26節)

1.箴言3章3節ー8節
2.箴言16章20節ー21節
3.コリント人への手紙第一1章18節ー25節
4.コリント人への手紙第一2章7節ー14節

イエス様は人々に「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。 」と仰せられてから「ある金持ちの畑が豊作であった。そこで彼は心の中でこう言いながら考えた。『どうしよう。作物を蓄えておく場所がない。』そしてこう言った。『こうしよう。あの倉を取りこわして、もっと大きいのを建て、穀物や財産はみなそこにしまっておこう。そして、自分のたましいにこう言おう。「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」』しかし、神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。(ルカの福音書12章15節ー21節)」と、まさしく今日の聖句「自分の心にたよる者は愚かな者、」の意味をたとえ話をもって明確に教えてくださっています。ところでパウロは、神を知ることがないこの世の知恵と救いをもたらす神の知恵についてコリント人への手紙第一1章18節ー25節及び2章7節ー8節において語っています。ところで、今日の聖句が「知恵をもって歩む者は救われる。」と、ヤコブの手紙1章20節-21節が「人の怒りは、神の義を実現するものではありません。ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます」と勧めているように、日々、たましいが肉の思いや行い(ガラテヤ人への手紙5章19節ー21節)から救われるために、神の知恵である聖書のことばをすなおに受け入れ、みことばに生きるように心がけようではありませんか。