人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけがなる(箴言19章21節)
1.創世記50章15節ー21節
2.イザヤ書53章1節ー12節
3.ローマ人への手紙11章25節ー36節
4.コリント人への手紙第一2章7節ー9節
イスラエル(ヤコブ)は、彼の年寄りの子で、ラケルとの間にできた子ヨセフをほかの息子たちのだれよりも愛していたために、兄弟はたちはヨセフを憎んでいたのですが、ヨセフが見た二つの夢を話すと、兄弟たちはますますヨセフを憎むようになり、ヨセフを殺そうとしたのですが、ラケルの姉レアとイスラエルの間にできた長男ルベンは「血を流してはならない。彼を荒野のこの穴に投げ込みなさい。彼に手を下してはしてはならない。」と言ってヨセフを殺そうたくらんでいる兄弟たちの手から救い出して父のもとに返そうとしたのですが、ユダが兄弟たちに「弟を殺し、その血を隠したとて、何の益になろう。さあ、ヨセフをイシュマエル人に売ろう。」と言って、銀二十枚でイシュマエル人に売ってしまったのでした。ヨセフはエジプトに連れていかれ、エジプト人に買われてしまったのですが、主はヨセフと共におられたので、ヨセフは成功を収めるのですが、彼の主人の妻の誘惑に陥らなかったので、彼女はヨセフにレイプされたように偽装したために監獄に入れられるようなことがありましたが、パロの夢を解き明かしたことによってエジプト全土を支配するような立場が与えられ、世界中にききんが起こっ他ために、結局ヨセフが夢に見たように兄弟たちは食料を求めてヨセフのもとに来ただけでなく父ヤコブにも会えたのでしたが、父ヤコブが亡くなると兄弟たちはヨセフの前にひれ伏して「私たちはあなたの奴隷です。」と言うと、ヨセフは「恐れることはありません。どうして、私が神の代わりになれるでしょうか。あなたがたは、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなさいました。それはきょうのように、多くの人々を生かしておくためでした。」と告げたのでした。イエス様もねたまれて十字架にかけられましたが、罪人を救うためのご計画だったのでした。今日の聖句「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけがなる」を心に据えて、ヨセフのように、どんなことも、すべてを働かせて益とされる神のご計画のもとにあることを感謝しようではありませんか。