主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。さあ。イスラエルよ、言え。「主の恵みはとこしえまで」と。さあ。アロンの家よ、言え。「主の恵みはとこしえまで」と。さあ。主を恐れる者たちよ、言え。「主の恵みはとこしえまで」と。(詩篇118篇1節ー4節)
1.歴代誌第二20章1節ー26節
2.詩篇23篇1節ー6節
3.哀歌3章22節ー26節
4.哀歌3章22節ー26節
今日の聖句はまず「主に感謝せよ。」と語っていますが、その理由として、主はまことにいつくしみ深い方であること、主の恵みは永遠であるという二つの点を挙げてから、イスラエルの民も、アロンの家の者、すなわち祭司職の者も、主を恐れる者たち、すなわち神と神の約束を信じ、神を信頼しているすべての者は「主の恵みはとこしえまで」と、主を賛美するように命じています。感謝と賛美を捧げるためには神がどのような方であるかをしっかりと認識することが大切なのではないでしょうか。ヨシャパテは大軍が攻めて来ることを知り、恐れ、「私たちに立ち向かって来たこの夥しい大軍に当たる力はありません。私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」と自分たちの無力さを主に申し上げると、主はこの戦いはあなたがたの戦いではなく神の戦いだから大軍を恐れて気落ちしないように、彼らのところに攻め下るように仰せられたのでした。彼らが「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と賛美すると、主は伏兵を設け、残党は同士討ちをし、主が仰られたとおり、彼らは戦わずして勝利は与えられたのでした(歴代誌第二20章1節ー24節)。自分の無力さを思い知らされるような時も置かれている状況がどうであろうと、主はいつくしみ深い方、恵み深い方、勝利を与えてくださる方であることを感謝し、「主の恵みはとこしえまで」と告白しようではありませんか。