愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。(ペテロの手紙第一4章12節ー13節)
1.コリント人への手紙第一10章1節ー13節
2. ヤコブの手紙1章2節ー4節
3.ヤコブの手紙5章6節ー11節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節
イエス様は「いま私たちは、あなたがいっさいのことをご存じで、だれもあなたにお尋ねする必要がなことがわかりました。これで、私たちはあなたが神から来られたことを信じます。」と申し上げた弟子たちに彼らがイエス様を捨てることを語るとともに、快適な生活を保証するよりもかえって患難、すなわち悩み苦しむ事態が起こることをはっきり仰られましたが、それはこの世に限られたものであることとご自身の勝利を宣言されたのでした(ヨハネの福音書16章29節ー33節)。今日の聖句「愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。」は、サタンに試みられたペテロのことばです。ヘブル人への手紙12章2節ー3節は「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないようにしなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。あなた方は、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それはあなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。」と、イエス様は十字架の死の先にもたらされる復活によってもたらされる勝利を見ておられたのでした。火のような試練が突然ヨブを襲いましたが、試練の後、彼は神を見ることになりました(ヨブ記42章5節)。試練は聖い純粋な信仰に、自分ではなく主に拠り頼む従順さを、称賛と栄光と栄誉をもたらす世界に導いてくださり、 喜びを与えようとするものであることを(ペテロの手紙第一1章3節ー7節)心に据えて主を仰ぎ見て生きようではありませんか。