あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。(詩篇55篇22節)
1.詩篇18篇30節ー34節
2.詩篇34篇19節ー22節
3.詩篇68篇19節ー21節
4.マタイの福音書11章28節ー30節
主は、自分と自分のささげ物に目を留められなかったのでひどく怒り、顔を伏せたカインに「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」と警告されたのに、カインはアベルを殺害してしまったのでした。そのことを指摘されたカインは「私の咎は、大きすぎてにないきれません(別訳:赦されないのでしょうか)。ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う人はだれでも、私を殺すでしょう。」と申し上げると、主は彼に出会う者が、彼を殺すことがないように一つのしるしを与えられたのでした。しかも、彼はさすらう者ではなく、ノデにエノクという町を建てたのでした(創世記4章3節ー16節)。私たちも後悔するようなことが多々ありますし、色々思案して思い煩ったり恐れたりするようなことがありますが、今日の聖句は「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。」と、キリストのゆえに正しい者とされているキリスト者が生きるべき道を示しています。私たちのことを私たち自身以上によくご存知で、信仰がなくならないようにとりなしていてくださり、日々重荷を負ってくださり、すべてのことを益とすることのできる主に、私たちの重荷、すなわち心のうちにある後悔の念や思い煩いや恐れをカインのように正直に主に申し上げ、ゆるがないようにしてくださる主を信頼し、主からの平安をいただこうではありませんか。