神よ。私たちは、あなたの宮の中で、あなたの恵みを思い巡らしました。(詩篇48篇9節)

1.詩篇23篇1節ー6節
2.コリント人への手紙第一15章3節ー10節
3.エペソ人への手紙2章1節ー9節
4.テモテへの手紙第一1章12節ー17節

パウロは神に対して熱心でしたが神の恵みを知らず「私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害していたからです。ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。(コリント人への手紙第一15章9節ー10節)」と告白しておられるように神の恵みに生きる者となられ、「私はパウロにつく」「私はアポロに」と「私」に生きていたコリントの聖徒たちに「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まわれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなた方は、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。あなたがたは代価を払って買い取られたのです。ですから、自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。(コリント人への手紙第一6章19節ー20節)」と、自分に生きるのではなく聖霊の宮であることを自覚し、神の栄光が現わされるような生き方をして欲しいと願われたのでした。今日の聖句が「神よ。私たちは、あなたの宮の中で、あなたの恵みを思い巡らしました。」と語っているように、行いによるのではなく主の恵みによって救われていることを忘れずに、恵みとまことを実現され神の栄光を現されたイエス様のことをいつも思いながら礼拝し、恵みの中を歩み続けようではありませんか。