望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。(ローマ人への手紙1212節)

1.サムエル記第一12章6節―24節
2. ルカの福音書18節―8節
3.ピリピ人への手紙4章4節―7節
4.テサロニケへの手紙5章15節―18節

パウロはコリントの教会の聖徒たちに「私たちは神とともに働く者として、あなたがたに懇願します。神の恵みをむだに受けないようにしてください。」と語ってから神のしもべとして、人につまずきを与えないために「非常な忍耐と、悩みと、苦しみと、嘆きの中で、また、むち打たれるときにも、入獄にも、暴動にも、労役にも、徹夜にも、断食にも、また、純潔と知識と、寛容と親切と、聖霊と偽りのない愛と、真理のことばと神の力とにより、また、左右の手に持っている義の武器により、また、ほめられたり、そしられたり、悪評を受けたり、好評を博したりすることによって、自分を神のしもべとして推薦しているのです。」と語っていますが(コリント人への手紙第二61節―10節)、そのような患難に耐えて生きることができた秘訣は今日の聖句が「望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。」と、語っているように、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをもともせずに十字架を忍ばれたイエス様のことを見ならって生きられたからではないでしょうか。パウロはすべてのキリスト者がキリストを見ならっていきることを願われました。主はすべてのことを益としてくださることを忘れずに、主は最善をしてくださる方であることを喜び、どんなときにも感謝をもって願いや祈りをささげようではありませんか。