わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。(マタイの福音書11章29節)

1.コリント人への手紙第二6章14節―7章1節
2.エペソ人への手紙4章17節―24節
3.ピリピ人への手紙2章3節―11節
4.ペテロの手紙第二1章1節―10節

イエス様は「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたもわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がせてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネの福音書14章27節)」と、この世が与えることのできない主の平安を約束されるとともに「わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。」と、日々、主の平安をいただいて生きる秘訣を語っています。「くびき」は2頭の牛の首と首を横木でつなぐもので、2頭の牛を同じ方向に向かせて同じ働きをさせるものであり、同じ方向を向いて歩調を合わせないと引っ張り合いが起こり、お互いが苦しむような状態を招いてしまうのではないでしょうか。パウロは「不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。(コリント人への手紙第二6章14節)」と、語っていますが、それはローマ人への手紙12章2節が「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために心の一新によって自分を変えなさい」と、世の人々と交際しないように勧めているのではなく、この世の価値観や生き方に同調しないように勧めていますが、私たちは完全でないので、自責の念や罪悪感に悩まされることが多々あるのではないでしょうか。そのような時、「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。(ヨハネの福音書14章18節)」と仰せられた恵みとまことに満ちておられるイエス様がいつもともにいてくださり(くびきを負っていてくださる)私たちの弱さをよく、ご存知でとりなしていてくださることを感謝し、主からの平安をいただこうではありませんか。