イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。見よ。山々を造り、風を造り出し、人にその思いが何であるかを告げ、暁と暗闇を造り、地の高い所を歩まれる方、その名は万軍の神、主。(アモス書4章12節―13節)

1.伝道者の書12章9節―14節
2.ルカの福音書18章1節―8節
3.ルカの福音書21章5節―36節
4.使徒の働き1章3節―11節

このところAIの驚くべき能力や再び月面着陸を試みることなどが報道され人間の知恵を誇っているように思わされますが、人が生きるために必要なものをすべて備えてくださった神に心を向けるのではなく、地球以外の惑星を探索して人間や地球誕生を今だに試みていますが、今日の聖句は「イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。見よ。山々を造り、風を造り出し、人にその思いが何であるかを告げ、暁と暗闇を造り、地の高い所を歩まれる方、その名は万軍の神、主。」と神がどのような方であるのかを思い起こすとともに、その神に会う備えをして生活することを勧めています。死からよみがえられたイエス様が雲に包まれて昇天されるのを見ていた弟子たちに白い着物を着た二人の人、すなわち神が遣わされた御使は「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。(使徒の働き1章10節―11節)」と話されたように、やがてイエス様がこの世に「王の王、主の主」として来られる時、ユダヤ人たちは自分たちが待ち望んでいたメシアは自分たちが突き刺したイエス様であったことを知り、激しく泣くことになる、とゼカリヤ書12章10節は語っています。ところで、イエス様は十字架の死とい復活をもって救いを完成し、この世を去って父のもとに戻るときが来たのをご存知で、人々のために「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。(ルカの福音書23章34節)」ととりなして祈られたのでした。今日は、私たちも主にお会いする備えの一つとして、神がどのような方であるのかを心に据えて人々のために祈ろうではありませんか。