そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。(テモテへの手紙第一2章1節)

1.マタイの福音書5章38節―46節
2.ルカの福音書23章33節―43節
3.ローマ人への手紙8章33節―34節
4.ヘブル人への手紙7章14節―25節

イエス様は弟子たちに「人々はあなたがたを会堂から追放するでしょう。事実、あなたがたを殺す者がみな、そうすることで自分は神に奉仕しているのだと思う時が来ます。彼らがこういうことを行うのは、父をもわたしをも知らないからです。(ヨハネの福音書16章2節―3節)」と仰せられたようにパリサイ人として生きていたパウロは神に対して熱心ではありましたが、ナザレ人イエスの名に強硬に敵対すべきだと考えてキリスト者を、教会を迫害し、「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」と人々のために祈られたステパノを殺すことにも賛成していたのですが、キリスト者を迫害するために向かっていたダマスコへの途上でイエス様から声をかけられ、自分が迫害していたのはキリストご自身であったことを知らされ、キリスト者となったパウロは真理を知る者となられ、「死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしていてくださるのです。(ローマ人への手紙8章34節)」と語るとともに、キリスト者に「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」と勧めているだけでなく、その理由を、私たちの信仰生活が守られるだけでなく「私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。」と語っています。イエス様が大祭司であったように、キリスト者も王である祭司とされていることを心に据えて、パウロが勧めているように人々のために、天皇陛下や岸田総理、岸田内閣はじめ世界中の指導者のために、特にプーチン氏が聖霊に満たされ、イエス様の教えを思いこし悔い改めるように祈ろうではありませんか。