心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。(箴言3章5節)
1.詩篇37篇1節―9節
2.イザヤ書55章6節ー13節
3.ヨハネの福音書21章15節―17節
4.ペテロの手紙第一5章7節―11節
ヨハネの福音書1章11節が「この方はご自分のくににこられたのに、ご自分の民は受け入れなかった。」と語っているように、ユダヤ人たちは自分たちの考えを優先させ、彼らが待ち望んでいたメシアがイエス様であることがわからず、パリサイ人や律法学者たちはイエス様をおとしめようとさまざまな難題を突きつけたのでした。しかし、イエス様は人々が驚くような答えをもって対処されたのですが、祭司長や民の長老たちはイエス様をねたん十字架につけてしまったのですが(マタイの福音書27章18節)、イエス様はそれも罪人を救うための父なる神のご計画であることをご存じであったので、ゲッセマネの園でイエス様は深く恐れもだえられながらも「アバ、父よ。あなたにおできにならないことはありません。どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままを、なさってください。(マルコの福音書14章36節)」と、ご自身を主に委ねられたのでした。私たちと同じように試みにあわれたイエス様は、私たちの弱さだけでなくすべてをご存じで、時に応じて慰めを、励ましを、力や神の知恵を与えてくださる方ですから、今日の聖句が「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。」と勧めているように、自分の考えや思いでは理解できないことでも、自問自答するよりも、主にはご計画があることを思い起こし、すべてを益としてくださる主を信頼して生きようではありませんか。