助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。(ヨハネの福音書14章26節)
1.ルカの福音書4章16節―21節(イザヤ書61章1節―3節)
2.ヨハネの福音書7章37節―39節
3.コリント人への手紙第一2章7節―12節
4.ヨハネの手紙第一2章18節―27節
聖霊に満たされただけでなく、悪魔の試みにみことばをもって勝利され、聖霊の力に満たされてから宣教の働きをされたイエス様は(ルカの福音書4章1節ー21節)、弟子たちに天に戻られることと再臨されることを話されてから「助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。」と仰せられ、昇天される前、弟子たちに「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」と仰せられるとともに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(使徒の働き1章4節―5節及び8節)」と、宣教の働きは聖霊によって推し進められることを話されたのでした。「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」と申し上げたペテロにイエス様は「きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないといいます。」と「私たちはあなたが神から来られたことを信じます。」と申し上げた弟子たちに「見なさい。あなたがたが散らされて、それぞれが自分の家に帰り、わたしをひとり残す時がきます。」と仰せられたように弟子たちは行動したのでした。イエス様のことばは正しく、信じるに値するものであるのかを経験した彼らはイエス様のことばを信じて聖霊が下るまで祈っておられたのでした。聖霊の力に満たされたペテロや弟子たち、パウロはみことばに生きる者となったのでした。すべてのキリスト者には弟子たちやパウロと同じ聖霊が与えられていることを忘れずに、恵みに満ちた真理のみことばをもって神からの励ましや力を受けて、さまざまな状況に対処できるように助けていただこうではありませんか。