主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。(詩篇118篇1節)
1.詩篇136篇1節―26節
2.ヨハネの福音書1章1節―17節
3.エペソ人への手紙2章1節―9節
4.ヤコブの手紙5章13節ー16節
おびただしい大軍がヨシャパテと戦おうとして攻めて来たのを、しかもすでにエン・ゲデイに来ているのを知らされヨシャパテは恐れましたが、彼は、民とともに主の助けを求め「私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」と告白したのですが、そこには男性だけでなく、幼子たち、妻たち、子どもたちもユダの人々全員がいましたが、彼らはそのような王のことばを聞いて、かえって恐れが増したのではないかと思わされますが、興味深いことに「ユダの人々は全員主の前に立っていた。」とあり、その集団の中のレビ人ヤハジェルの上に主の霊が臨み、主は「この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダ及びエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主はあなたがたとともにいる。」と励まされたのでした。翌日彼らは戦隊の先頭に賛美者を配置し「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と賛美を捧げると主は伏兵を設けて攻めて来たアモン人、モアブ人やセイル山の人々を襲わせただけでなく残党は同士打ちをして全滅したのでした(歴代誌第二20章1節―26節)。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と、今日の聖句も「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と語っているように単に感謝するのではなく、主はまことにいつくしみ深い方であること、主の恵みはとこしえまであることを忘れずに主を賛美するなら、主からの励ましや力が臨むのではないでしょうか。いかなる時も主がどのような方であるのかを忘れずにヘブル人への手紙12章2節が勧めているように信仰の完成者であり恵みとまこを実現されたイエスから目を離さないようにしようではありませんか。