悪人は公義を悟らない。主を尋ね求める者はすべての事を悟る。(箴言28章5節)

1.箴言9章10節
2.ヨハネの福音書14章22節―26節
3.コリント人への手紙第一2章7節―15節
4.ヤコブの手紙1章5節―8節

パウロはガマリエルのもとで律法について厳格な教育を受け神に対して熱心でしたが(使徒の働き22章3節)、使徒たちを殺そうとした議員たちに対して「あの人たちから手を引き、放っておきなさい。もし、その計画や行動が人から出たものならば、自滅してしまうでしょう。しかし、もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」と助言をした彼の師ガマリエルと違って、ナザレ人イエスの名に強硬に敵対すべきと考えて、キリスト者を、教会を迫害するためにエルサレムだけでなく国外にも出かけて行ったのでしたが、ダマスコの途上でイエス様から「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」と声かけられ、イエス様が主であることを知らされただけでなく、聖霊に満たされるために主はアナニヤをパウロのもとに遣わされたのでした(使徒の働き9章1節―17節)。聖霊に満たされたパウロは恵みを、真理を知る者となり、今日の聖句が「悪人は公義を悟らない。主を尋ね求める者はすべての事を悟る。」と語っているように、テモテに「キリスト・イエスのりっぱな兵士として、私と苦しみをともにしてください。」と語ってから「私が言っていることをよく考えなさい。主はすべてのことについて、理解する力をあなたに必ず与えてくださいます。私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章3節―8節)」と励ましました。イエス様はパリサイ人に「わざわいだ。おまえたちははっか、うん香、あらゆる野菜などの十分の一を納めているが、公義と神への愛はなおざりにしています。(ルカの福音書11章42節)」と仰せられました。教会で十字架をきりながらも、ウクライナ侵攻をやめないプーチン氏が公義と神への愛をなおざりにしていることを悟ることができるように、悔い改めて戦争を終結するように、ご遺族の方々の救いのために祈りましょう。