だれも天に上った者はいません。しかし天から下った者はいます。すなわち人の子です。モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。(ヨハネの福音書3章13節―14節)

1.ルカの福音書1章24節― 35節
2.ヨハネの福音書1章1節―18節
3.使徒の働き1章3節―11節
4.ピリピ人への手紙2章6節―11節

多くの教祖や哲学者、指導者たちが死後の世界について、天国についてさまざまなことを語りますし、石原慎太郎氏のように死んだらその存在が全くなくなってしまうように考えておられる方もおられるでしょうが、今日の聖句は「だれも天に上った者はいません。しかし天から下った者はいます。すなわち人の子です。モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。」と、ユダヤ人の指導者ニコデモとの対話の中で、天国を知っているのは唯一イエス様ご自身しかおられないことを話されたのでした。しかも、イエス様は天から下っただけでなく、昇天されることをも話されたのでした。ところで、ヨハネの福音書1章1節―17節はイエス様がどのような方であるかを語ってから18節は「いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとリ子の神が、神を説き明かされたのである。」と、ヨハネの福音書3章16節は「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」と、イエス様がこの世に御降誕された理由と目的を語っています。死からよみがえられたイエス様は弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と仰せられてから、ニコデモに仰せられたように、弟子たちの目の前で雲に包まれて昇天されたのでした。永遠のいのちが与えられていることやイエス様が弟子たちに「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。(ヨハネの福音書14章1節―2節)」と仰せられたように、天に住まいが用意されていることを喜ぶとともに神が、イエス様がどのような方であるかを人々おわかちしようではありませんか。