あなたがたのうちに病気の人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。(ヤコブの手紙5章13節)
1.サムエル記第一30章1節―20節
2.使徒の働き3章1節―16節
3.テモテへの手紙第二2章1節―13節
4.ヘブル人への手紙12章2節―13節
人はとかく楽しんでいる時には神のことを考えないで祈ることも感謝することもしませんが、「困った時の神頼み」ということばに象徴されるように、不安を覚えたり困惑したりするような時には神様のことを考え、祈るということがあるでしょう。しかし、「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」ということばに象徴されるように問題が解決してしまうと、その時には感謝しても、神との関係が薄れたりなくなったりするのではないでしょうか。今日の聖句が「あなたがたのうちに病気の人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。」と、パウロも「主はすべてのことについて、理解する力をあなたに必ず与えてくださいます。私の福音の言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストのことを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章7節―8節)」と勧めているように、病や苦悩する時には聖書の中にみられる信仰者の姿を思い起こし、どんなことにも意味があること、主のご計画があることを認めて主を信頼して祈り、祝福が、喜びが与えられている時には、その源は神であることを、すべては主の御手の中にあることを忘れずに、主を誉めたたえ、主の栄光を帰すようにしようではありませんか。