罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章23節)

1.ヨハネの福音書3章16節―18節
2.ヨハネの福音書6章38節―40節
3.コリント人への手紙第一15章3節―22節
4.エペソ人への手紙2章1節―9節

「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。(創世記2章16節―17節)」と仰せられた神の警告をないがしろにして食べて罪を犯したアダムを主は滅ばされることなく皮の衣を作って着せてくださっただけでなく、いのちの木からも取って食べないようにエデンの園から追放し、いのちの木への道を守るためにエデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれたのは、人が永遠に罪人として生き続けないように守られたことを思います(創世記3章21節―24節)。カインがアベルを殺害したことによって彼が生活していた土地にのろわれたために神はその土地から追い出されたのも彼が生きるためでした(創世記4章1節ー16節)。追い出されることは救いだったのです。人はとかく神のなさることを理解できないことがありますが、神は恵みとあわれみに満ちておられる方であるために、今日の聖句が「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と語っているように、死をもたらす罪を取り除くために御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになり、十字架の死をもって罪からの贖いを成し遂げられ、死からのよみがえりをもって永遠のいのちをはっきりお示しになられたのでした。人は世を去るまで罪を積み上げているために、カインが「私の咎は、大きすぎてにないきれません(創世記4章13節)」と告白されたように罪を自分で償うことはできないのではないでしょうか。肉体の死はすべての人に臨みますが、神はイエス様を信じる者には永遠の死の代わりに永遠のいのちを与えてくださり、死の解決と死後を保証してくださったのでした。多くの方がイエス様を心にお迎えされるように祈ろうではありませんか。