私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。(エペソ人への手紙1章3節)

1.ローマ人への手紙6章17節―23節
2.コリント人への手紙第一2章7節―15節
3.ピリピ人への手紙3章17節―4章1節
4.ペテロの手紙第一1章3節―4節

人はだれでも祝福されることを願っているのではないでしょうか。ところで、今日の聖句は「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」と、この地、すなわちこの世に属する祝福とは質のことなった天にある祝福について語るとともに、それを受けることが可能になったのは神のご計画による者であり、そのご計画を実行されたキリストによるものであり、人間の努力によってえられるものではないこと、それゆえ、ほめたたえるべきお方は人ではなく神であること語っています。この世が与えることができる祝福は一時的なものであり、死によって消滅してしまうものですが、ペテロが「朽ちることも汚れることも、消え行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これは、あなたがたのために、天にたくわえられているのです。(ペテロの手紙第一1章4節)」と語っているように、神が与えてくださる祝福は人の手が届かない天に蓄えられているものであり、霊的なもので消滅するようなものではなく、永遠のものであることを、パウロが「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章23節)」と語っているように永遠のいのちが与えられていることを感謝するとともに、神によって祝福されている者であることを忘れずに(ペテロの手紙第一3章9節)、主をほめたたえて生きようではありませんか。