もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。(伝道者の書4章12節)

1.創世記2章18節―25節
2.ヨハネの福音書10章8節―16節
3.ヨハネの福音書17章14節―23節
4.使徒の働き2章34節―47節

主はアダムを創造されてから「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」と仰せられ、アダムのあばら骨の一つを取りエバを造られたのでした。アダムはエバのことを「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女(イシャ)と名づけよう。これは男(イシュ)から取られたのだから。」と言われたように、神が男と女を創造されたのであってそこにはすでに男と女に神の存在が組み込まれていたのですが、サタンは神の警告を直接聞いていなかったエバに善悪の知識の木から取って食べると「あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」と神の存在を必要としない状態に追い込んだのでした。エバはサタンのことばを信じて食べて罪を犯した結果、彼らは神である主の声を聞くと、恐れて園の木の間に隠れるようなことをして、まず神との関係が崩れるとともに神が禁じた善悪の知識の木から取った食べた事を謝罪せずにエバに責任転嫁をし、エバも謝罪をしないで悪魔に責任転嫁をし、神との関係だけでなく人間関係にもひずみが生じたのでした。今日はサッカーの決勝トーナメントがあります。今まで強豪ドイツやスペインに逆転勝利をおさめた秘訣は選手と監督との信頼関係があり選手がひとつになっていることが報道される中で今日の聖句を思わされました。イエス様はご自身を良い牧者と話されるとともに「わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊があります。わたしはそれも導かなければなりません。彼らはわたしの声に聞き従い、一つの群れ、ひとりの牧者になるのです。(ヨハネの福音書10章14節―16節)」と仰せられました。イエス様は、神との関係を回復してくださっただけでなく、ユダヤ人だけでなくすべての人を導く役目が与えられていることを語るとともに、キリスト者が一つの群れになる秘訣は主の声に従う、すなわち、みことばに生きることと、イエス様を守り導いてくださる良い牧者として認めることにあるのではないでしょうか。神との関係や人間関係を破壊しようとする悪魔に勝利するために男女間に、さまざまな人間関係に主がおられることを認めて生きようではありませんか。