わたしの霊をあなたがたのうちに授け、わたしのおきてに従って歩ませ、わたしの定めを守り行わせる。(エゼキエル書36章27節)
1.ヨハネの福音書14章16節―26節
2.ヨハネの福音書16章12節―15節
3.使徒の働き1章4節―5節及び8節
4.ローマ人への手紙8章3節―16節
パウロはキリスト者を迫害するために向かっていたダマスコの途上でイエス様から声をかけられ、自分が迫害していたのが主イエス・キリストであることを知らされただけでなく、イエス様はダマスコで祈りを捧げているパウロが聖霊に満たされるようにアナニヤを遣わされたのでした。今日の聖句が「わたしの霊をあなたがたのうちに授け、わたしのおきてに従って歩ませ、わたしの定めを守り行わせる。」と語っているように、聖霊に満たされ、バプテスマを受けたパウロは、ダマスコで数日間弟子たちとともにいてから諸会堂でイエスが神の子であることを、福音の奥義を宣べ伝える方となり(使徒の働き9章1節―17節)、この世の霊ではなく神の御霊が与えられているキリスト者が御霊によって歩むように勧告されたのでした(コリント人への手紙第一2章12節、ガラテヤ人への手紙5章16節)。イエス様が「父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話しておいたすべてのことを思い起こさせてくださいます。(ヨハネの福音書14章26節)」と「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てまで、わたしの証人になります(使徒の働き1章8節)」と、仰せられたように、聖霊に満たされたペテロは大胆に十字架と詩篇を引用して復活について語るとともに、「私たちは、そのことの証人です。」と人々に語ったのでした。この世や人のことば、メスメデイアによる情報によって恐れに襲われたり、思い煩わされたりしないように、真理のことば、いのちのことばであるみことばをしっかり握って世の光として輝いて生きるために(ピリピ人への手紙2章16節)助け主である聖霊様に助けていただこうではありませんか。