多くの者は言っています。「だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか。」主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。(詩篇4篇6節)
1.民数記6章24節―26節
2.詩篇89篇11節―19節
3.ダニエル書9章17節―19節
4.コリント人への手紙第二4章6節―7節
「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」と尋ねた青年に「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」と、イエス様が天に宝を積むように話されると、彼は永遠のいのちを求めていたにもかかわらず、多くの財産を持っていた、すなわち心が財産にあったので悲しんで去ってしまったのでした(マタイの福音書6章19節―21節)。ダビデは「多くの人は言っています。『だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか』」と、世の人々は地上のことしか考えられないことを語るとともに、「主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。」と祈っています。主はモーセに「主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように、主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。」と祈るようにアロンとその子らに告げるように仰せられたのでした(民数記6章23節―26節)。イスラエルの民同様、神の民とされたキリスト者にも主の恵みと平安が与えられることを喜び、神の栄光がどのようなものであるかをキリストによって知る者とされているだけでなく、主の栄光を反映させながら生きるために、「主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。」と祈るとともに、御顔の光の中を歩むために(詩篇89篇15節)、世の光として輝くためにいのちのみことばをしっかり握って歩むように心がけようではありませんか(ピリピ人への手紙2章16節)。