キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。(コロサイ人への手紙3章15節)
1.ローマ人への手紙14章17節
2.ガラテヤ人への手紙5章22節―23節
3.エペソ人への手紙2章14節―17節
4.ヘブル人への手紙12章2節ー11節
イザヤ書9章6節はイエス様について「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今よりも、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。」と語っているように、イエス様は「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」と、平安を与えることを約束されるとともに、心を騒がせたり、恐れたりしないように話されました。ところで、恐れは、アダムとエバが神が禁じた善悪の知識の木から取って食べて罪を犯したことによって生じたのでした。ですから、恐れから解放されるためには罪が取り除かれる必要がありますが、人には不可能なことです。そのために神は御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになり、十字架の死をもって罪の代価を支払ってくださり神との平和を実現され、イエス様を信じる者の心に聖霊を与えられ、聖霊の宮としてくださったのでした。心が不安や恐れ、不平不満に支配されないように今日の聖句「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。」を思い起こし、神との平和が与えられていること、御霊によって神と一つとされていること、理解できないことが起きて苦悩するようなことがあっても、平安な義の実を結ぶようにしてくださる主に感謝する心を持つことができるように聖霊様に助けていただこうではありませんか。