愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。(ペテロの手紙第一2章11節)
1.ローマ人への手紙7章15節―8章3節
2.テモテへの手紙第一6章9節ー11節
3.ヤコブの手紙4章1節―4節
4.ヨハネの手紙第一2章15節―17節
ロシアとウクライナ間において停戦協議を二度行い、三度目が予定されているような報道がなされる一方でプーチン氏がフランスの大統領マクロン氏との電話会談での話も紹介されていましたが、そこには自分の計画を何があっても遂行することにしか頭にないように思わされます。その根底にはヤコブが「何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか。(ヤコブの手紙4章1節)」と、欲がもたらす弊害がどれほどのものであるかを、伝道者の書7章16節が「あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてもはなたない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。」と、自分こそ正しいという思い、ヤコブの手紙3章14節―16節が「もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行いがあるからです。」と語っているように、神の知恵でない知恵に支配されるとどのような状況がもたらされるかをプーチン氏の言動においてまざまざと見せつけられているように思います。今日の聖句「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。」はキリスト者に向けて発せられたペテロのことばです。その秘訣をヤコブの手紙1章21節は「心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます」と語っています。みことばに心から同意して生きることができるように聖霊様に助けていただこうではありませんか。
