聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。(エペソ人への手紙1章14節)

1.ヨハネの福音書3章1節―7節
2.ヨハネの福音書7章37節―39節
3.ヨハネの福音書14章16節ー17節
4.コリント人への手紙第二1章20節―22節

イエス様はユダヤ人の指導者であったニコデモに「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはいけません。(ヨハネの福音書3章5節―7節)」と、人々に「まことに、あなたがたに告げます。もしあなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさるものでないなら、あなたがたは決して天の御国に、入れません。(マタイの福音書5章20節)」と話されたのでした。パリサイ人として生きていた時のパウロは聖霊を持たず、イエス様を信じることによって与えられる神の義を知らずに、律法による自分の義に生きてキリスト者を迫害していたのですが、主はアナニヤをパウロのもとに遣わされて彼の視力を回復されただけでなく聖霊で満たしてくださったのでした。聖霊に満たされたパウロは神の義を知る者、福音の奥義を知る者となり、「聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。」と語りました。ところで、ヨハネの福音書7章38節―39節には、イエス様が「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」と言われたのは、「イエスを信じる者が後になって受ける御霊のことを言われたのである。」と語っていることから、イエス様を信じているすべてのキリスト者は、律法ののろいや罪、死から贖われており、確実に御国に入ることができることの保証として聖霊が与えられいることを心に据えて御子をお遣わしくださり、聖霊を与えてくださった神の栄光をほめたたえて生きようではありませんか。